睡眠時間と寿命

びっくり! 今回は、”睡眠時間と寿命”についてお話したいと思います。これは医学・生理学的見地からではなくて、霊学的見地により述べるものです。

 『日本書紀』の「仁徳天皇」の巻を見ていると、仁徳天皇の徳を讃える言葉として、「天皇は早く起き、遅く寝て・・・」という表記があります。つまり、古来、日本人は睡眠時間を切り詰めることに美徳を感じる傾向があるようです。これは日本に限らずフランスのナポレオンも睡眠時間が3時間だったとか、寝ない偉人の話は少なからず耳にします。つまり濃密に集約的に時間を使ったということですか。

 ところで、これってそんなに価値のあることでしょうか。疑問に思った私は、得意の困ったときは「神様に直接お伺いする」ことにしました。

 すると、頂いた答えは、意外や意外、怠け者の私にありがたいことでした。すなわち、睡眠時間を切り詰めても、そうたいした意義はないと。さらには、一生のうち、起きている時間の合計は、”原則として”※一定値をとると。つまり、睡眠時間切り詰めて、寝ないでいると早く死ぬということです。「こんな楽しいことするのに、寝るのもったいない」なんていってる人いましたが、ちょっとちがうんじゃないって感じです。

だって、そうなんです。神様は物事を成就なさるのに気の遠くなるような悠久の時間をおかけになるのです。また、すごい長い時間、人類が改心するのをお待ちになられていらっしゃるのです。何事にもすごく時間をおかけになるのですから、寝ないであくせくしたからといって、すぐに結果はでません。生成化育・進歩発展には時間が必要なのです。だから、それにお付き合いいたしましょうぐらいの、果報は寝て待てぐらいの心づもりがいいのではないでしょうか。

 ※ ”原則として”と申し上げたのは、例の「徳」を積ませていただくことで延命されるケースが多いからです。

睡眠時間と寿命



2006年01月03日at 16:07 │Posted by ふろーれんす │Comments(0)
 
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